プロテインの副作用で抜け毛は大丈夫なの?

プロテインの副作用で抜け毛は大丈夫なの?

どーもー、全国の『ザ☆きんにくブログ』ファンの皆さん、こんにちは。

なかやまきんに君です。

今ではコンビニ、薬局、そしてインターネットでも多くのサプリメント(健康補助食品)が並んでいますね。

皆さん「今現在、サプリメント市場に何種類の品物が売っているかご存じでしょうか?」

驚かないでください、ありすぎてよくわかりません。(さすがですね 爆笑)

めちゃくちゃ多いでしょうね。(正直なところ ステキです)

そして、日本の「プロテイン」市場もここ数年で急成長しております。

その要因として、ダイエットには「たんぱく質」が重要であるとの認識が広まり、女性や年配の方にも「プロテイン」を摂る方が増えた点もあります。

しかし、「プロテイン」って体にいいの?悪いの?とよく聞かれます。(『なかやまきんに君のこれでプロテインがわかる〜完結編〜』記事の第3位も合わせてご覧ください。)

そして先日、「プロテインを摂ると抜け毛が増えると聞いたけど、本当?」と聞かれました。

実際に、「プロテイン」の副作用はあるのでしょうか?

また、もし副作用があるとすれば「抜け毛」は増えるのでしょうか?

副作用、FU、KU、SA、YO、U、、、かぁ(ソラを見る姿 カッコよすぎます)

 

「プロテイン」歴、21年以上(2017年現在)の、私、なかやまきんに君が今までの実際の経験や、周りの人から聞いた事をまとめて書かせて頂きます。(まだ読まれてない方は『なかやまきんに君ってプロテインに詳しいの?』も合わせてご覧ください。)

オイ、オレの筋肉!!

本当に書くのかい!?

それとも書かないのかい!?

どっちなんだい!?

書ーーーーーく!!(やっぱり 大爆笑)

さぁー、という訳で、今回は『そもそもプロテインに副作用はあるの?』、そして『プロテインの副作用で抜け毛は増えるの?』2つに分けて書かせて頂きます。

(※ワシントンD.C.駅前でも堂々とした姿の貴重な1枚。なかやまきんに君プロデュース『ザ・プロテイン』の詳細はこちら。)

そもそもプロテインに副作用はあるの?

まず、副作用とは「医薬品」の使用によって起こりうる有害な作用の事を言うそうです。

例えば、風邪薬を飲んで眠気が出る等です。

「プロテイン」は医薬品ではなく「栄養補助食品(サプリメント)」に分類されますので、厳密には「副作用」とは言わないそうです。

しかし、一般的に何か弊害(デメリット)が起きると「副作用」と言うの事もあるので、「副作用」と書いて進めていきたいと思います。

そこで、僕の答えは『プロテインに副作用はない。しかし、、、』となります。

『しかし、、、』ってどういう事?

副作用ではないですが、デメリットとして考えられる点、注意する点が3点あります。

「1、アレルギー体質」「2、摂りすぎ」、そして「3、胃腸・肝臓・腎臓への影響」に分けて説明いたします。(「3、胃腸・肝臓・腎臓への影響」は別ページにて書かせて頂きました。)

「1、アレルギー体質」

国内の「プロテイン」の原料は主に牛乳(動物性)と大豆(植物性)の2種類です。

これらの各原料に対してアレルギー体質の方は、摂取すると肌荒れを起こしたり、お腹を壊したりなどの「デメリット(副作用)」が起こる可能性はあります。

「ホエイプロテイン」を飲んでお腹がゴロゴロする方へ

牛乳から作られた「ホエイ(WPC)」や「カゼイン」のプロテインには「乳糖(ラクトース)」という炭水化物が含まれていて、それを分解するには『ラクターゼ』という消化酵素が必要です。

『ラクターゼ』は小腸の絨毛のところに多く存在し、多糖類であるラクトースを単糖類に分解する働きをしています。

その『ラクターゼ』が少なかったり、上手く機能していないと「乳糖不耐症」といい、乳製品を摂るとお腹がゴロゴロしたり、下痢をしたりの消化不良を起こします。

解決策はないの?

ありますよ。(素敵 カッコイイ)

ホエイプロテインは2種類、「ホエイプロテインコンセントレート(WPC)」と「ホエイプロテインアイソレート(WPI)」があります。

WPIの方はその「乳糖」をほとんど含んでいないので、「乳糖不耐症」の方でも飲んでいる方は多くいます。(WPIとWPCの詳しい情報は『プロテインって種類によって効果は違うのかい?』をご覧ください。)

補足として、プロテインを溶かすのは牛乳ではなく、豆乳や水などにしましょう。

その際も、冷たい物に溶かして飲むと胃腸が冷えて、調子を崩す事もありますので温めの物で飲みましょう。

もしくは、一掃の事「ソイ(大豆)プロテイン」に変えるのも一つの方法ですね。

このアレルギーに関しては「プロテインで反応が出た」というよりは、牛乳を飲んでも大豆を食べても起こりうると思いますので「プロテイン=副作用」と一括りにせず、何の成分がアレルギー反応を起こしたかを考える必要もあります。

「2、摂りすぎ」

「プロテインパウダー」とは不足しがちな分の「たんぱく質」を補う目的で摂ります。

摂ると筋肉がつく魔法の粉ではないので、食事から十分に栄養(たんぱく質)が摂れていたら必要はありません。

どちらかというと、粉で手軽に取りやすい為に摂りすぎる事もあると思いますが、余分なたんぱく質は脂肪として蓄えられたり、そのまま排泄されます。

たんぱく質の推奨量は「体重×2.0g」くらいまでと言われております。(詳しくは参考に『これでプロテインの事がわかる〜入門編〜』の記事をご覧ください。)

摂りすぎは「プロテイン(たんぱく質)」だけが問題ではなく、体にいいとされるビタミンやミネラルも摂りすぎるとデメリット(副作用)があります。

例えば、水溶性ビタミン等は多少摂りすぎてもそのまま尿で排出されやすいですが、脂溶性ビタミンのA、D、E、Kは体内では肝臓等に蓄積されるので、過剰摂取をすると色々と弊害が起こると言われています。

例、ビタミンA過剰摂取は、吐き気、頭痛、脱毛、皮膚乾燥、骨密度低下、腹痛などなど報告されています。

しかし、常識の範囲での食事からは摂りすぎにはなりにくいそうです。

サプリメントでは手軽に大量に摂取する事が出来るので気をつける必要があります。

ここでは脂溶性ビタミンの例を出しましたが「脂溶性ビタミン=副作用」ではなく、「(様々な)栄養素の過剰摂取=副作用」と考えないといけません。

「たんぱく質」も同じく、体の活動を維持する上では必要不可欠な栄養素ですが、手軽にたくさん摂る事が出来る「プロテインパウダー」での摂りすぎには気をつけなければいけません。

上記の「1、アレルギー体質」と「2、摂りすぎ」には注意が必要ですが、基本的には「プロテイン=副作用」とは考えにくいと言えます。

「3、胃腸・肝臓・腎臓への影響」

こちらの別ページ、『プロテインの副作用で胃腸・肝臓・腎臓は大丈夫?』にてより詳しく書かせて頂きましたので、ご覧ください。

 

プロテインの副作用で「抜け毛」は増えるの?

このようなイメージを持っている方はいると思います。

僕もこのような質問を聞かれた事はあります。

僕の個人的な考えでは、「プロテイン」が抜け毛の直接的原因になる事は考えにくいと思います。

その理由は、上記でも説明のしましたが「プロテインパウダー」の原料は牛乳と大豆だからです。

恐らく、「抜け毛」のイメージは「プロテイン」と「筋肉増強剤」を同じと考えているのではないでしょうか?

「筋肉増強剤」、いわゆる『アナボリックステロイド』は男性ホルモン等を異常にコントロールするので、その人の体質によっては頭髪の抜け毛に繋がる方はいるかと思います。

しかし、「プロテイン」「筋肉増強剤」は全く違います。

比較項目 プロテインパウダー 筋肉増強剤(アナボリックステロイド)
分類 栄養補助食品 使用禁止薬物(オリンピック等)
内容成分 たんぱく質 ステロイドホルモン等
効果 筋肉の栄養等 男性ホルモン(異常量)増加
副作用 報告なし 報告あり
入手方法 店(ジム等)で購入 医師の処方箋必要

表で比べるとより違いがわかると思います。

一般的に抜け毛の原因としては、「過度のストレス」、「脂質の多い食事」、「栄養不足」、「睡眠不足」、または「遺伝」等の原因が考えられます。

もしも、たまたま「プロテイン」を飲みだしたタイミングで「抜け毛」の症状が出たりしても、その時の他の状況も見つめ直す事も大切です。

と言うのも、「プロテイン」は牛乳や大豆を加工して粉にした「たんぱく質」だからです。

子供から大人までそれらの食品または加工食品として摂っているので、適量の範囲内なら抜け毛の直接的原因とするのは考えにくいです。

ちなみに、髪の毛は「ケラチン」というたんぱく質で形成されているそうです。

皮膚、爪、髪の毛の健康にも「たんぱく質」は大切な栄養素になります。

よって、「プロテイン飲んだら抜け毛が増える」というのは、筋肉増強剤とのイメージとごっちゃになっているのではないか、というのが僕の考えです。

(※ワシントンD.C.駅構内の銅像が「プロテインと抜け毛は関係ないよ」と言っているかのような貴重な1枚。世界一美味しいなかやまきんに君オススメの『ザ・プロテイン』情報はこちら。)

まとめ

「プロテインパウダー」は主に牛乳と大豆の2種類から作られた加工食品で、医薬品ではなく栄養補助食品に分類される為、『副作用』という有害性は報告されていません。

しかし、気をつける点はあり、3つに分けて説明しました。

それは、どの食品にも言えますが「アレルギー」がある方や、必要量以上に「摂りすぎ」の場合にはデメリットが起こる事はあります。(3点目の「胃腸・肝臓・腎臓への影響」は別ページにて説明させて頂きます)

例えば、牛乳を飲むとお腹の調子が悪くなる「乳糖不耐症」の方がホエイプロテイン(WPC)を飲むと消化不良を起こします。

そのような方は、ホエイプロテインアイソレート(WPI)や、ソイ(大豆)プロテインに変えてみましょう。

そして、いくら体に良い必要な栄養素でも摂りすぎは良くありません。

たんぱく質摂取量の上限の目安は「体重×2.0g」くらいまでとなっております。(詳しくは『これでプロテインの事がわかる〜入門編〜』を参考にして下さい。)

プロテインを避けている方の中には「プロテインを摂ると抜け毛が増える」という噂があります。

それは、『プロテインと筋肉増強剤』を一緒と考えているのではないかと思われます。

「筋肉増強剤」は男性ホルモンを異常に増やしたりすることから、頭髪の抜け毛量は増えるリスクは高まります。

しかし、「プロテイン」を適切な量摂る分には抜け毛が起きたというのは聞いた事はありません。

噂とはイメージからくる事もあります。

僕は学生時代はバスケ部でしたが、「バスケットボールをすると脚が短くなる」という噂がありました。

その当時の理由は「急に止まったり、ジャンプをたくさんするから」という事でした。

しかし、実際にはそんな事はなく、おそらく「当時(1990年代前半)のバスケのユニフォームスタイルがややゆったりになって、着こなしで脚が短く見えた。」とかそのようなところからだと思います。

噂は良くも悪くも真実はわからないので、調べる事も大切ですね。

あー、僕もよくスベっていると言われますが、真実はわからないのでちゃんと調べる事も大切ですよ。

いや、やっぱり調べないでください。

なぜなら、ちゃんとスベってる自信があります。

やかましわ!!(噂以上の 大爆笑)

以上、

なかやまきんに君でした。

パワーー!!

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